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2017(平成29)年度 入学式 式辞

2017(平成29)年4月5日(水曜日)午前10時より

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 この度、文学部(第47回)、社会福祉学部(第19回)、看護学部(第13回)、大学院社会福祉学研究科修士課程(第15回)および大学院文学研究科修士課程(第13回)、修士課程の2名を加えて総勢188名の皆さまを弘前学院大学にお迎えすることができました。本学教職員を代表いたしまして心よりお喜び申し上げます。また、保護者の皆さまにおかれましてもお子様達への教育とこれまで立派に育てあげられたことに対し敬服いたしております。  本学のスクールモットー、建学の精神は、畏神愛人、です。神を畏(おそ)れ敬(うやま)い尊(とうと)び、愛をもって他者に仕える人間になることを目指すという精神です。この精神が講義、実習、演習など教育や、教職員の毎日の活動の中に流れております。教授会などさまざまな会議の冒頭、学生らによるイベントの際には必ず開催の祈祷(お祈り)から開始されます。また、毎週、木曜日には礼拝堂で礼拝が厳かに執り行われています。  昨年は弘前学院創立130周年記念式典を県内外から多くのご来賓をお迎えし、弘前市市民会館において盛大に挙行することができました。新しい年度を迎え、次なる140周年、150数年に向けてさまざまな目標を立て、教職員、学生も交えて積極的な活動を進めております。  ご存じのように学校法人弘前学院は、聖愛中学校、聖愛高等学校、大学、大学院を擁した規模こそ大きくはありませんが総合大学として高い評価を受けている教育機関であります。本学院からこれまでに約3万3千人という多くの先輩達が卒業し社会で活躍しております。その背景には先輩、先人らとの繋がりもあり各学部の就職率は毎年ほぼ100%です。初年次から就職に関する大学としての対応と、学生の就職意欲・モチベーションを高める教育について教職員が一つになって進めている結果だと思います。  さて、各学部で取得できる資格について述べてみます。文学部では、中学校教諭1種、高等学校教諭1種、特別支援学校教諭、学校図書館司書教諭、社会教育主事任用、日本語教員(本学認定)、学芸員、社会福祉学部では、社会福祉士国家試験受験資格、精神保健福祉士国家試験受験資格、中学校教諭1種(地歴・公民)、高等学校教諭(地歴・公民)、特別支援学校教諭、看護学部では、看護師国家試験受験資格、保健師国家試験受験資格、養護教諭2種免許、第1種衛生管理者免許、です。これだけ多種多様な資格があり、皆さんにはそれぞれ必要な単位を4年間で修得し試験を受けてこれらの資格を得ることができます。卒業後は充実した人生を送ることが約束されております。 この中で、社会福祉学部と看護学部では国家試験受験資格が2つずつあります。社会福祉士の合格率は全国平均で約30%、精神保健福祉士では約70%、看護師の全国平均は約90%、保健師では70%です。本校では、ほぼ全国平均で推移しておりますが、さらにこれらの合格率を上げるようにしなければなりません。国家試験合格率アップに向け、各学部の教員が初年次から厳しくしかも徹底した教育を進める所存です。国家試験の内容も様変わりしてきました。いわゆる問題解決型と言われる試験が主流となって来ております。特定な具体的問題のために、理解している知識を応用し複数のデータを分析して、目の前にある問題に対して次の行動をどうすれば最も適切であるのか、そのような問題解決能力は実社会では求められております。 国際化、情報化の急速な進展による社会構造の急変に即応するためには、学力の3要素、すなわち知識・技能の確実な習得、これを基にした思考力、判断力、表現力、そして多様な人達と協働して学ぶ態度、を文部科学省では大学教育に求めております。文章を書く能力、要点を纏める力も必要であり、記述式問題導入によってなされるものでしょう。 問題解決型の教育は、能動的な教育、すなわちアクティブラーニング教育によって可能になります。教員が演壇に立ち一方向的に授業を展開する教育、これは能動的ではありません。教師中心型教育であり受動的であります。このような講義は学生に退屈なものであります。学生と教師が同じ目線で学習を進め、討論、議論が行われ、すなわち学修者・学生中心型教育、双方向授業が求められております。それには少人数制教育が効果を発揮します。本学はオーダーメード教育を謳ってきました。一人ひとりの学生をよく教育できかつ評価することが可能となります。もちろん学生から教師への評価も行われその結果は教育に反映されます。 また、本学は国際交流の面から、留学、海外研修にも力を入れております。アメリカの4大学、韓国の3大学、中国の2施設との姉妹校提携が結ばれており、国際的感覚を身に付けるために素晴らしい機会を得ることができます。 学生さんへの教育について述べてまいりましたが、どうぞ、保護者の皆さまに置かれましては安心して私ども教職員にお任せ下さい。 本学では充実したキャンパスライフが楽しめます。部活はもとよりさまざまなイベントが企画されております。先ずは、4月7日~8日の一泊宿泊学習、リトリートと言います。これは教育の一環でもありますが、新入生と全教員が各学部の企画で双方のコミュニケーションを得る良い機会になります。高校生を対象とする年5回のオープンキャンパスは学生主体で開催されます。皆さまも参加されたのでないでしょうか。学祭、学園祭でありますが、学生、教員、職員もこぞって参加しております。また、弘前市内の6大学で結成している、学園都市ひろさき高等教育機関コンソーシアムでは、市からの補助金も得て学生による地域活動支援事業を実施しており、皆さんも是非、ご参加下さい。また、各大学間で講義の単位互換も行っております。本日の入学式でも演奏して頂きましたが、ハンドベルクワイヤーの奏でる旋律はこころが和みます。学内外で活躍しているこのグループにも、是非、皆さまにもご参加いただきたいと思います。 色々なことを述べましたが、私どもの大学は面倒見のよい大学として知れ渡っております。大学4年間あるいは修士課程の2年間はアッと言う間に過ぎてしまいます。どうぞ、思いっきり勉学に励みキャンパスライフを満喫して下さい。その後には素晴らしい人生が待っております。 以上、私からの入学式式辞と致します。皆さまに神の思し召しを。 God Bless You.  

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