【ウィリアム・スタイロンの『ナット・ターナーの告白』における究極の「良心」について】
『ナット・ターナーの告白』の、黒人奴隷の主人公ナットは、白人に対して激しい憎しみを抱き、仲間と反乱軍を結成し、55人もの白人の農園主を次々と虐殺していくが、結局、この反乱は失敗し、ナットは処刑されていく。一見、この作品は単なる冷血の殺人鬼と化した黒人奴隷の「白人大虐殺物語」に思われるが、実は、この作品を丹念に検証していくと、この殺人鬼と化したナットにも人間としての「良心」が残っていたのではないかという証拠があり、作者スタイロンの「人間信頼」の思想がうかがえる。
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書名:国盗り物語
著者:司馬遼太郎
出版社:新潮社
この小説は、一介の油売り商人から、一大決心をし、ついには名だたる戦国武将にまで出世した斎藤道三の生涯を描いた歴史小説である。
この小説を読み味わえば、どのみち、人間が世間の絶大なる信頼を勝ち得るためには学問、教養を深めておくことがいかに重要であるかが分かる。 |