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人間科学コース所属学生に聞く

インターンシップの魅力  その1 

 社会福祉学部人間科学コースでは、福祉領域に限らず広く社会に貢献できる人材を育成しています。このコースでは、 子どもからお年寄りまで幅広い世代、障害の有無等をこえてあらゆる人々と人間関係を築くためのコミュニケーション能力を鍛え、 あわせて問題解決能力とリサーチ力を磨きます。2016年度入学生からコース制が始まり3年を経て、人間科学コース所属の3年生は福祉マインドを 持ち福祉領域にとらわれず、学内外において体験学習を通じ活躍しています。
 とりわけ、3年生の夏季休業中に行ったインターンシップがあり、その体験学習成果を社会福祉学部長が聞き取りましたので、紹介いたします。

                          社会福祉学部長 石田和男

学部長 鈴木理公さんはどこでインターンシップを行いましたか?

鈴木さん 私はワインに興味があり、ワインの販売会社として有名なエノテカ株式会社 (ENOTECA;本社・東京)さんにインターンシップに行ってきました。 ワインの輸入販売、卸売、小売、ワインショップ店舗運営のほか、カフェの経営や通信販売を行っているなど幅広く事業を展開している、という説明を聞くことができました。 また、エントリーから採用試験までの就職活動の流れについても詳しく教えてもらいました。インターンシップ中の思い出として、実際にワインを試飲し、 お客様に紹介するというグループワークの場面もあり、難しかったのですが、大変勉強になりました。

学部長 インターンシップの目的は?

鈴木さん 日本でワインがもっと注目され、消費拡大につながるためにエノテカ(ENOTECA)さんがどのようにワインの魅力を発信し、 販路拡大対策を取っておられるか興味がありました。また、社員の皆さんが業務にあたる際にどんなことを大切にしているかということも気になり、 インターンシップで実際に見聞きしたいと思いました。

学部長 実際の感想をお聞かせください。

鈴木さん ワインを試飲し、お客様にその良さを紹介するというグループワークの際に、自分はまだまだ他者(お客様)に伝えるコミュニケーション 能力が未熟だと気付いたことです。卒業までの残り1年で、鍛え直さなければならないことに気づくことができたことも成果だと思います。

学部長 来年度の人間科学コース3年生になる人たちへのアドバイスをお願いします。

鈴木さん 民間企業就職を考える人はとくにですが、やりたいことが見つからないという理由でインターンシップを含む就職活動をずるずる後回しにしないこと! 早めに取り掛かることが肝心です。私の場合はワインの販売という業界でしたので、最初は誰に相談したらよいか迷いました。 しかし、ワイン文化に詳しい石田先生とお話をしていくうち、本を借りたり、疑問に思ったことを先生に質問したりしていくうち、自然な流れでエノテカ(ENOTECA)さんへの インターンシップの道が開かれました。ぜひ、人間科学コースの後輩の皆さんには、3年次のインターンシップをお勧めしたいです。

学部長 インターンシップ後、4年次の目標や抱負をお聞かせください。

鈴木さん 私は今回のインターンシップを通じて、ワインに関係する分野に就職したいという気持ちがますます高まりました。 社会福祉学部で培った利用者本位のサービス、相手の立場にたって考えるという「福祉マインド」を生かして希望する会社に就職できるように頑張りたいです。

学部長 インタビューに心よくお答え頂きありがとうございました。

鈴木さん ありがとうございました。      


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