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社会福祉学部専任教員の研究紹介 その1 石田 和男先生

専門分野 哲学 ~人間福祉の哲学~    

 社会福祉学部専任教員の研究紹介シリーズとして、第1弾は学部長石田和男先生へのインタビュー形式でお届けします。
                            報告者 社会福祉学部社会福祉学科長 高橋 和幸

高橋:石田先生といえば哲学者であり、各種刊行物(月刊弘前、北奥氣圏、陸奥新報等)の記事を書かれている文筆家というイメージをもちます。 私も読んだのですが、近著には「個人の相違や特性を相互に認めたうえでの「社会づくり」を具現化するための文化時評的、「3・11」後の根源的考察を『イマージュの箱舟』(2016年)彩流社から出されていますね。

石田:この「イマージュの箱舟」は弘前に来てからの考えをまとめたものです。あらためて原稿を読んでみると、やはり3.11が大きな影を落としている。 「3.11」以後に思考は可能か?というで書きました。そうやって私は自分の生きている時代のなかで「考える」ことにしています。まとめてみるとやはりそこに自分がいると思えるのです。

高橋:最近、講演会や展示会のプロデュースについてはどんなことをされていますか。

石田:最近では東京のアロマテラピー研究所の招待で「複雑多様化する日本の現代社会でなぜ愛着障害が増えているか」と題して講演をしてきました。 展示会はアールブリット展を弘前で開けたらと思っています。あとは紙芝居を作っているところです。これを音楽、歌、踊りを加えてスペクタクル性の高いものにして、見る人に楽しんでもらえるようにしたいと思っています。

高橋:最近、国際的な活動や貢献はどんなことをされていますか。

石田:私はフランスのストラスブール市にあるパッサージュ協会の会員になっており、昨年はストラスブール市内で舞踏公演をプロデュースしました。 会場はプラネタリウム、大学の講堂、ギャラリーと様々なのですが、それだけにオリジナリティのある公演ができました。これからはアジア極東の国々の人々と何かやってみたいと思っています。

高橋:活躍の幅が広いですね。石田先生はフランス大使館の行事に招待されることもあると聞いています。機会があったら、そうした行事に同行させて頂き、私も見識を広めたいと思いました。

石田:若い研究者はもっと国際的な視点からも研究情報を得て視野を広く持たないといけません、高橋先生も一緒に頑張りましょう。

 

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