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9月期学位記授与式

2021(令和3)年9月30日(木曜日)午後15時30分より

                                      学長 藁科 勝之

 この夏の酷暑も過ぎ去り、朝夕の秋の涼しさが心地よい気候となりました。
 しかし、二年前に起こったコロナ感染は、いっこうに衰えを見せず、むしろ、形を変えながら、私たちの生活を脅かし続けております。
 こうした中で、9月期の卒業式、学位記授与式を迎えることとなりました。
 今期の卒業生は、文学部・日本語日本文学科、及び、看護学部・看護学科のお二人となりました。お一人の方は、ご都合によって出席が叶いませんでしたが、今、お二人は、こうして、弘前学院大学の学位記授与式・卒業式の場にあります。
 この「卒業」という言葉は、「業」を「卒す」、つまり「学業」を「終える」ということですが、しかし、大学を卒業しても、「学び」「学ぶ」ということは、むしろこれから、かえってますます必要になると思うのです。これから社会に出て、いわゆる社会人になるわけですが、今後は、これまでの、大学で学んだ知識や経験等を糧として、社会での「学び」に立ち向かって行くことになります。
 現代は、人生百年時代を迎えており、お二人はまだその5分の1しか経っていないのです。先は長いけれども、前途は洋々としているのです。自分の人生を切り開いてゆくための新しい道のり・道程であります。
自分自身のために、と同時に、隣人たちにとって、そして社会のために、有為な人材となるように努力してください。
 お二人は、縁あって、このヒロガクに学んで、今日の日を迎えました。
 これまで、よく頑張りました。学長として賛辞を送ります。
 これからも、この大学で学んだことを活かして、励んでくださるよう、心から祈念申しあげます。
 ご卒業、誠におめでとうございます。
 

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