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学部の特徴

Since 1971

 弘前学院大学文学部には英語・英米文学科と日本語・日本文学科があります。 文学部は、1971(昭和46)年、大学の開学と同時に、弘前学院短期大学の英文科(1950年設置)、国文科(1966年設置)を改組して、英米文学科、日本文学科として発足しました。 その後、2002年から現在の学科名となりました。 また、開学以来女子教育を行ってきましたが、1999年からは男女共学となりました。

 これまでに多くの卒業生が社会に巣立っており、様々な分野に人材を送り込んでいます。 中学・高校の英語・国語の教員をはじめ、教育の現場で教員や職員として活躍している人も大勢います。 一例を挙げれば、本学を卒業して教職についている人は、青森県内だけで一時期は450人ほどもいて、教育界における一大勢力となっていました。 また、官公庁や銀行、一般企業、セールス系、サービス系、グランドスタッフなど、文学とは直接関係の無い分野にも、多くの人が進出しています。 中には、小説を出版した卒業生、エッセイストとして活躍する卒業生、国会議員になった卒業生もいて、多彩な人材を輩出してきました。

文学部の教育目標

 両学科に共通する教育目標は、「ことば」を通して様々な文化を理解し、自分の考えを適切に表現する力を養うことです。 そのために、欧米、日本、および大学が位置する津軽の文化が深く学べるようカリキュラムが整えられています。 その上、日本と外国文化を比較しながら深く学ぶことによって、文学部の学生のグローバルセンスが育成されます。 また、学生一人ひとりの表現力を高める工夫として、少人数による演習形式の授業を数多く取り入れています。そこでは、あるテーマについての討議が行われます。 教員は学生の個性を見きわめ、きめ細かく指導して、学生が自分で考えて発表する力を身につける手助けをします。

国際交流と地域への目

 弘前学院大学は、2005年からウィスコンシン大学ラクロス校(米国ウィスコンシン州)と姉妹校提携をし、留学生の交換などの国際交流を行っています。 ウィスコンシン大学からは留学生が日本語や日本の文化を学びに来て、様々な体験行事や一部の授業等に参加し、学生や地域の人と交流を深めています。 プログラムに参加する学生は英語を磨くだけでなく、ホームステイ等を通じて貴重な異文化体験ができます。近年では、アメリカの大学の他に韓国と中国の大学と姉妹校提携を結びました。英語のほかに韓国語・中国語を勉強することで、アジア地域の文化をも深く体験できます。本学の中・長期留学プログラムは、あなたの国際理解力をさらに高めるきっかけになります。

 このように、文学部では国際的にも通用する人材の育成を目指しています。しかし、単に英語ができて異文化を理解すれば国際人になれるわけではありません。日本や自分の住んでいる地域のことをきちんと語れるのが真の国際人への一歩です。文学部では、「地域研究」などのカリキュラムを通じて地域への目を養い、広く世界へ目を向けるとともに地域を見つめる眼差しも兼ね備えた視野の広い人材の育成を目指します。

専門と教養と

 文学部では、言語・文学・文化を専門の柱としています。新入生は「概論」的な科目から始めて基礎を学び、学年が進むにつれて専門演習などを通じて専門を深めていき、卒業論文で専門の仕上げをします。卒業論文では、テーマの選択から調査・分析・論証・執筆等を教員のアドバイスの下にすべて自力で行い、自分で研究する力をつけます。
一方で、文学部では一般教育科目や関連科目を通じて、幅広い教養も身につけます。学生は自らの興味と関心にしたがって科目を選択し、知識や視野を広げます。 また、文学部他学科の科目も12単位まで卒業単位として認められます。
 その他、本学部には、一定の範囲内で、弘前大学の授業科目を履修することができる「単位互換制度」があって、学習の機会を広げるのに役立っています。

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