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社会福祉を学ぶ視点

 人は皆、自分自身としての最善の在り方を求めながら生きようとしています。そのためには、すべての人が、その人なりに尊重され、キラキラと光り輝きつつ、その人なりの最善の在り方を目ざすことが可能となる社会づくりが必要となります。

 そうした社会を実現するためには、人間を表面的(外面的)な能力で価値づけようとする『価値愛』ではなく、「その存在そのものに対して絶対的な価値を見いだそう」とするところの『絶対愛』に立脚した人間理解が必要です。さらには、個々人の相違性や特性を相互に受容し合い、是認したうえでの社会づくりが重要です。

 社会福祉を学ぶということは、「支え合い」のまなざしを学ぶことに始まり、救いを求める人々をしっかり支える知識や技術(実践力)を身につけるということでもあります。すなわちそれは、他者の痛みを自分の痛みとして感じ、他者の喜びを自分の喜びと感じつつ、 人々の平和と繁栄とに寄与してゆく働きができるような学び、ということでもあります。

 本学社会福祉学部では、聖書を通して示された愛なる神様からの深き教えや真理に基づいた教育を展開しています。つまりは、主イエス・キリストのお言葉にある、『互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。』(ヨハネによる福音書 第13章34節)の相互配慮のまなざしです。

 さて、社会福祉は人々の生活を保障する政策の体系であるのと同時に、個人や集団や地域のさまざまな場面において、人々の生活を支援し、より良き生活を構築するための援助実践の体系でもあります。さまざまな福祉施設や福祉支援機関等において、策定された政策や制度を活用しながら福祉実践 というソーシャルワーク活動が展開されています。

 社会福祉を学ぶためには、人間や社会への深い認識や、広い視野を有するのと同時に、社会福祉についての体系的・総合的な学びが求められます。さらには理論的な学びとともに、できるだけ人々の生活の現実や実態に触れることも大切です。そのため、自分自身もできるだけ実践の場に参加をしながら、そこで必要な支援のあり方や、その 活動の意味を体得することも大切です。

 こうした考えに基づき、社会福祉学部では、理論と実践とが統合化されたバランスの良い学習が展開できるように配慮がなされています

 社会福祉学を学ぶ視点として、学内での学習に留まらずフィールドを学外に求め学ぶ機会も大切にしております。そのひとつがボランティア活動です。具体的には、学生による福祉施設や支援機関における日常的なボランティア活動、地域の活性化に向けた様々な活動への協力場面です。

  福祉支援実践は、「常に地球的な規模で思考しつつも、その一方では、地域社会のニーズに即した地道な活動」こそが求められます。まさに、それは" Think global, act local ! "のまなざしでもあります。本学社会福祉学部で学ぶ学生は、地域のさまざまなニーズに的確に応えるために、活発なボランティア活動の展開を通して、「地域に根ざした大学づくり」に努めております。

 

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